三井不動産が始めた「居心地のよいサードプレイス」、WorkOnと似ている部分とは

三井不動産が始めた「居心地のよいサードプレイス」、WorkOnと似ている部分とは

 三井不動産レジデンシャルは今年8月、「Life-stylingプロジェクト」の第一弾として、「イエチカBASE」をトライアルオープンをしました。イエチカBASEは、東急東横線「武蔵小杉」駅から徒歩1分に立地する「NEC小杉ビル」1階に入居しています。

https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2021/0817/

 イエチカBASEは、テレワークスペースやスタディスペースだけでなく、コミュニケーションスペースなども含めた自宅近くで気軽に利用できる施設の総称で、5つのゾーニングで構成されています。ゾーニングは、個室ゾーン、プライベートゾーン、リラックスゾーン、オープンゾーン、カフェゾーンの5つです。

Ekichikabase_1
https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2021/0817/

 個室ゾーンでは、WEB会議や通話が可能な完全個室席が用意されています。プライベートゾーンは、ソファでくつろぎながら、ひとりで落ち着いて利用できるスペースです。リラックスゾーンは、アウトドア気分の空間で、脳と心をリラックスさせることを狙っています。

 オープンゾーンでは、広がりのある長机と開放感のあるデスクが用意されています。カフェゾーンは、BOX型のシートで、複数人でのコミュニケーションに適した席となっています。

Ekichikabase_2
カフェゾーン(BOX席)
https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2021/0817/
Ekichikabase_3
プライベートゾーン
https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2021/0817/

 イエチカBASEには、Wi-Fi、電源、ドリンクバー、お菓子、電子レンジ、マッサージチェア、コピー機、喫煙ブースが用意されています。検温や手指消毒、離隔距離の確保といった新型コロナウイルス対策も施されており、マンションの共用部やカフェに比べ、遮音性に配慮した構造となっています。定員は40人で、利用料金は個室が1時間当たり770円で、他エリアは同550円です。

 イエチカBASEを利用できるのは、三井のすまい居住者、三井のすまいLOOP会員で、短時間から1日中の利用も可能です。三井のすまいLOOPとは、三井不動産レジデンシャルが分譲したマンション・戸建や、三井不動産レジデンシャルサービスが管理するマンションを所有する個人または居住する個人、三井不動産グループ住宅関連会社と特定の契約をした個人を対象とした会員サービスです。対象エリアは、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県に限られています。

 三井不動産レジデンシャルは、イエチカBASEのリリースにおいて、同社が実施した「仕事・プライベートで利用する場所の利用実態の把握」に関するオンラインインタビューの結果を紹介しています。同社によると、このインタビューを通じて、コロナ禍で顕在化した在宅勤務環境への不満のほか、息抜きや趣味に没頭できる空間、地域や共通の趣味をきっかけとした人との繋がりが持てる空間、気兼ねなく友人達と過ごせる空間といった、仕事以外の目的で、手軽に利用できる空間のニーズが確認できたそうです。

 イエチカBASEは、こうした多様なニーズや課題を解決することができることを目指し、「多様なすまいのニーズ・課題を解決することができる、すまいに近い居心地のよいサードプレイス」をコンセプトとし企画されたものと説明されています。たとえば、個室ゾーンは、周囲を気にすることなくWEB会議や動画鑑賞・ゲーム等に集中できるためと設定され、プライベートゾーンは、ソファで寛ぎながら仕事のアイデア出しや好みの本・雑誌の読書に没頭できるゾーンとされています。イエチカBASEは、様々な利用シーンを想定した複数のゾーンをご用意し、多様なニーズに応えようとしています。

 WorkOnは、その名の通り、快適に仕事をする環境を提供するという考えのもと運営されており、動画鑑賞やゲームに集中することを想定していません(笑)。とはいえ、仕事をするうえで快適な環境は、動画鑑賞やゲームにおいても快適な環境になりうることは否定しませんし、ソファはないもののWorkOnで仕事のアイデア出しや好みの本・雑誌の読書に没頭することもあり得ると考えています。

 イエチカBASEとWorkOnが似ている部分の1つに、「居心地のよいサードプレイス」というコンセプトがあります。WorkOnは、自宅でなければ勤務先でもない場所を目指して運営されており、イエチカBASEのコンセプトと合致しています。イエチカBASEが今後、いろいろな場所で展開されるようになることは、WorkOnの考え方が支持されていると考えることもできそうです。

 もちろんWorkOnは、三井不動産レジデンシャルのような大企業ではありませんが、新しいワークスペースを提供するものとして、従来型のワークスペースでもなければ、レンタルオフィス、シェアオフィス、バーチャルオフィス、カプセルオフィス、サテライトオフィス、ワーキングスペースでもない働く場所として、そして従来型の貸し会議室、ミーティングルーム、サロン、スタジオ、イベントスペースとは違う予約ルームという形式で、皆様に貢献すべく、努力を続ける所存です。

新しいワークスペース WorkOn会員登録はコチラ【公式】

シェアオフィスカテゴリの最新記事