カラオケルーム・ビッグエコーがシェアオフィス、低価格化の推進でテレワーク需要の取り込みへ

カラオケルーム・ビッグエコーがシェアオフィス、低価格化の推進でテレワーク需要の取り込みへ

 カラオケルーム「ビッグエコー」を日本全国で展開するカラオケ業界大手の第一興商は、東証2部に上場するギグワークスの子会社であるアセットデザインと、カラオケルームをワークスペースとしてユーザーに提供する第一興商のサービス「オフィスボックス」(テレワークプラン)において施設利用契約を締結しました。

 今回の契約締結により、アセットデザインが運営する施設を利用するスマートオフィス会員は、ビッグエコーにあるオフィスボックスを通常の半額で利用できるようになります。オフィスボックスを利用したい会員は、スマートオフィスのウェブサイトにて施設の位置などを調べることができ、専用のバーコードで利用予約をすることができます。

 アセットデザインが提供するスマートオフィスというサービスは、同社が運営するシェアオフィスと、ワシントンホテル等15施設の80拠点以上を1名当り月額2万円の固定(税抜き)もしくは30分200円からの従量制で利用できるものです。

 スマートオフィス会員は、1名用ブース、WEB会議にも最適な防音性の高い1名用個室、営業拠点にも使える複数人用の個室など様々なワークスペースと会議室を利用できるほか、ワシントンホテル・ホテルグレイスリーの国内15施設のホテル客室をテレワークスペースとして利用することもできます。

 一方、第一興商は、2017年4月よりカラオケルーム・ビッグエコーにてカラオケルームをワークスペースとして提供する「ビジネスプラン」を開始。2019年3月には、名称を「オフィスボックス」に変更し、同年10月にはオフィスボックスをビッグエコー全店に導入するとともに、オフィスボックスの法人提携サービスも開始しています。

 第一興商は当初、オフィスボックスを働き方改革・生産性向上に向けた取り組みの一環として展開してきました。しかし2020年3月からは、新型コロナ感染拡大によるテレワークスペースの需要増への対応としてオフィスボックスを活用することをアピール。オフィスボックスの後ろに(テレワークプラン)という名前も付けるようにしています。

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 第一興商は、オフィスボックスについて、「周囲を気にせず会話や電話ができる」「机上の資料を人に見られる心配がない」「駅から近い店舗も多い」といったメリットを顧客の声として紹介しています。

 第一興商は、今年7月から、料金を1人あたり600円から500円に引き下げ、6名以上の利用は1室あたり2,500円に固定とし、低価格化も推進しています。今回アセットデザインとの提携により、オフィスボックスの低価格化路線がより鮮明になると予想されます。

 ビッグエコーのカラオケルームは、ネットも大型モニターも完備された完全個室のため、歌を歌うだけでなく、電話やWEB会議にも適しているといえます。また、ビッグエコーの多くは、駅近に立地し、ミ―ティング、アポイント前の資料準備等にも便利といえます。新型コロナをきっかけに業績悪化に苦しむ第一興商とすれば、アセットデザインのスマートオフィス会員にも使ってもらうことで施設の稼働率を少しでも引き上げたいのだろうと推察されます。

 WorkOnは、ビッグエコーと比べるまでもない小規模ですが、自宅でもなくオフィスでもない場所で働く、という新しい選択肢を提供する点ではビッグエコーと同じ存在と考えています。ビッグエコーが、カラオケルームとオフィス(働く場所)をどのように両立させるのか大変興味を持っていますし、もしかしたらビッグエコーが新しいオフィスに返信する可能性もゼロではないと思っています。

 第一興商が、ビッグエコーを使ってオフィスボックス(テレワークプラン)を展開し続けていることで、日本でも自宅でもなくオフィスでもない場所で働く、という新しい選択肢も増えつつあるように感じます。

 新しいワークスペースWorkOnは、従来型のワークスペースでもなければ、レンタルオフィス、シェアオフィス、バーチャルオフィス、カプセルオフィス、サテライトオフィス、ワーキングスペースでもない働く場所として、これからも皆様に貢献できるよう努力を続ける所存です。

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