紳士服専門店もワークスペース事業に参入、WorkOnと似ている(?)AOKI WORK SPACE(アオキワークスペース)の狙いとは

紳士服専門店もワークスペース事業に参入、WorkOnと似ている(?)AOKI WORK SPACE(アオキワークスペース)の狙いとは

 紳士服(いわゆるスーツ)専門チェーン店を運営するAOKIホールディングスは、シェアオフィス事業「AOKI WORK SPACE(アオキワークスペース)」(以下、アオキワークスペース)・センター南店を今年(2021年)4月19日にオープンすることを公表しています。

 アオキワークスペース・センター南店は、約880平米(267坪!)のスペースに個室53部屋、オープンブース50席、会議室3部屋を用意した港北ニュータウンエリア最大規模のシェアオフィスです。また、アオキワークスペースシリーズでは初となる3人用個室も導入されています。

 AOKIホールディングスは、今年2月22日にシェアオフィス事業「アオキワークスペース」を立ち上げました。1号店は、田園都市線のたまプラーザ駅近くのアオキワークスペース・たまプラーザ店。3月1日には、神奈川県相模原市に2相模大野駅前店がオープンしました。アオキワークスペース・センター南店は、シリーズ3店舗目となります。

 アオキワークスペースの会員は、従量課金制のオープンブースエリアと会議室であれば、すべての店舗で365日24時間いつでも利用できます。

 アオキワークスペースは、24時間オープンなので、時間を気にせず好きな時間に利用でき、時差のある海外とのビジネスにも活用できます。オープンブース席は、WEBサイトで空席状況を確認してから予約ができます。

 会議室には、壁面ホワイトボード(2面)、大型モニター、オンライン会議備品などの設備が用意されています。テレフォンブースは防音設計でビジネスの大切な会話も安心してできるそうです。

meetingroom

 AOKIホールディングスが、シェアオフィス事業を始めた背景には、中核事業の紳士服専門店を中心とした業績の不振があります。AOKIホールディングスは、紳士服専門店の業界2位で複合カフェやカラオケ、結婚式場なども展開していますが、新型コロナ感染症の拡大で、いずれの業態でも売り上げが急減。前期(2021年3月期)の売上高は、1420億円(前期比21.2%減)、当期純損益は123億円の赤字(前期4億4700万円の黒字)が予想されています。

 AOKIホールディングスは、シェアオフィス事業を始めた理由として、働き方改革の進行を背景に働き方の多様化は一層進み、シェアオフィスへのニーズが急速に高まっていることを指摘しています。そこで同社は、新たな働き方を支援するサービスとして、通勤する職場でもなく、在宅勤務でもない新しい働き方ができる郊外駅前型サードプレイス「AOKI WORK SPACE」を立ち上げた、としています。

 AOKIホールディングスは、60年以上培ってきたチェーンストア展開ノウハウとサービス力を活かすことで、これまでにない価値あるビジネス環境を提供するとアピールしています。そして今後は、既存事業のAOKIや快活CLUBと連携しながら、関東郊外を中心に5年後をめどに100店舗の開業を目指すとしています。すごいですね。

 AOKIホールディングスのシェアオフィス(ワークスペース)事業における考え方(コンセプト)は、WorkOnと似ている部分が多いと感じています。同社は、AOKI WORK SPACEの特徴として、

1)デザインコンセプトは、「シンプルモダン」:ビジネスに集中できる最適な空間。

2)駅近でアクセスしやすい立地:通勤時間を短縮して効率的にビジネスに取り組める。

3)24時間オープン:いつでも使える

4)ビジネスに必要な設備が充実

をあげています。WorkOnのキャッチコピーである「いつでも・すぐ・集中」と本質的には同じように思えます。

simplemodern

 WorkOn新橋駅前店や西友町田店をご利用いただいたことがある方は、すでにご理解いただけていると思いますが、WorkOnの内装もシンプルで、たまにですが「あまりになにもない 笑」とご指摘いただくこともあります。ただ、飽きのこない・刺激の少ないシンプルな内装デザインは、業務に集中するための快適な環境を作るうえで重要なことだと思っています。おそらくAOKIホールディングスもWorkOnと同じ考えを持っていると思われます。

 AOKIホールディングスは、WorkOn西友町田店がある小田急・町田駅の隣の駅である相模大野駅にアオキワークスペースをスタートさせています。そして5年後をめどに100店舗の開業を目指すとしていますから、そう遠くない将来にWorkOn西友町田店と同じ町田駅エリアにも出店すると思われます。

 WorkOn西友町田店をオープンするにあたり、数多くの関係者(多くが都心勤務)が町田駅エリアを訪れ、様々な準備作業をしましたが、どの関係者も「町田駅周辺の人の数がこんなに多いとは知らなかった」と言っていました。町田や相模原に住む方からすれば当然のことかもしれませんが、町田駅周辺は都心勤務の方ですら「人が多い」と感じるエリアです。

 そんな町田駅周辺エリアは、レンタルオフィス、シェアオフィス、バーチャルオフィス、カプセルオフィス、サテライトオフィス、ワーキングスペースなどを営む事業者だけでなく、貸会議室、ミーティングルーム、レンタルスペース、レンタルルーム、セミナー会場、サロン、スタジオ、イベントスペースなどの事業者にとって大変魅力的と言えます。WorkOnが2号店として西友町田店ビルを選んだ理由の一つは、町田駅周辺が持つパワーに惹かれたことにあります。

 AOKIホールディングスが、AOKI WORK SPACE(アオキワークスペース)というブランドを展開することで、日本でも自宅でもなくオフィスでもない場所で働く、という新しい選択肢が増えていくことは、日本で働く多くの人々にとって朗報と言えます。

 新しいワークスペースWorkOnは、AOKI WORK SPACE(アオキワークスペース)の頑張りに負けないよう、従来型のワークスペースでもなければ、レンタルオフィス、シェアオフィス、バーチャルオフィス、カプセルオフィス、サテライトオフィス、ワーキングスペースでもない働く場所として、そして従来型の貸し会議室、ミーティングルーム、サロン、スタジオ、イベントスペースとは違う予約ルームという形式で、これからも皆様に貢献できるよう努力を続ける所存です。


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