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東京都が1泊2000円でテレワーク対応ホテルに6日間宿泊できる支援事業を開始、WorkOnが引き続き東京都の事業を歓迎する理由とは

 東京都産業労働局は1月28日、2月1日~3月18日の期間に1泊2000円の自己負担でテレワーク対応のホテルに宿泊できる「社会と家族を守る宿泊型テレワークによるBCP支援事業」(以下、テレワーク支援事業)を実施することを発表しました。

 テレワーク支援事業は、都内在住または在勤で働く人で、同居人がいる人または通勤に公共交通機関を利用している人を対象に、1泊2000円の自己負担で無料の無線LAN環境などのテレワーク環境が整備された宿泊施設に6日間連続で宿泊できるというものです。東京都では1月20日から参画する宿泊施設を募集していましたが、1月28日に対象となる宿泊施設のリストを公表しました。

 対象となる宿泊施設は以下の通りです。

◆区部(24施設)
(墨田区)
第一ホテル両国
ホテルパークアベニュー
モクシー東京錦糸町
両国ビューホテル
HOTEL TABARD TOKYO

(江東区)
コンフォートホテル東京清澄白河
ヴィラフォンテーヌグランド東京有明
東急ステイ門前仲町
ホテルイースト21東京
ホテルJALシティ東京 豊洲

(目黒区)
ホテルサーブ渋谷

(大田区)
羽田エクセルホテル東急
変なホテル東京 羽田
ホテルトムス

(世田谷区)
二子玉川エクセルホテル東急

(中野区)
中野サンプラザ

(杉並区)
スマイルホテル東京阿佐ヶ谷

(北区)
東横INN京浜東北線王子駅北口

(荒川区)
ホテルマイステイズ日暮里

(練馬区)
フレックスステイイン江古田

(足立区)
ホテルリブマックス東京綾瀬駅前

(葛飾区)
スーパーホテル東京・JR新小岩

(江戸川区)
スカイハートホテル小岩
Laffitte Hirai Condominium Hotel

◆多摩地域(16施設)
スーパーホテル東京・JR立川北口
パレスホテル立川
ビジネスホテル小沢屋
ホテルエミシア東京立川
京王プラザホテル八王子
千代田ホテル
ホテル the b 八王子
ホテルリソル町田
レンブラントホテル東京町田
マロウドイン東京
スマイルホテル東京多摩永山
吉祥寺東急REIホテル
東横INN西部池袋線東久留米駅西口
東横INN福生駅前東口
フォレスト・イン昭和館

 WorkOn新橋駅前店がある港区では、テレワーク支援事業の対象となる施設がありません。一方、西友町田店がある町田市では、ホテルリソル町田(小田急線町田駅徒歩2分、JR町田駅徒歩4分)とレンブラントホテル東京町田(小田急線町田駅徒歩8分、JR町田駅徒歩2分)が対象となっています。

 ホテルリソル町田の公式ウェブサイト(https://www.resol-machida.com/)では、同ホテルがテレワーク支援事業の対象となったことが紹介されています。この紹介によると、宿泊日数は6泊7日の固定で、利用料金は1泊1名2,000円(税込み)×6泊(つまり計12,000円)となっています。

Hotel_RESOL_MACHIDA
https://www.resol-machida.com/

 レンブラントホテル東京町田の公式ウェブサイト(https://rembrandt-group.com/machida)でも、同ホテルがテレワーク支援事業の対象施設となったことが紹介されています。ただ、同サイトでの事業の表記が「東京都サテライトオフィス事業」となっていることに注意ください。

rembrandt_hotel
https://rembrandt-group.com/machida

 テレワーク支援事業が適用されるのは、各施設あたり5室、1日あたり200室という制限があります。利用する際には、利用を希望する方が、宿泊施設に直接連絡をして予約をする必要があります。予約は先着順です。

 利用者は、チェックイン時に誓約書と利用確認書を提出し、都内在住・在勤を確認できる書類を提示することが求められます。たとえば、都内在住の方は、運転免許証やマイナンバーカード、都内在勤の方は、社員証等と勤務地の住所がわかる書類(名刺等)が書類として該当します。ただ、社員証が発行されていない企業に勤務されている場合、名刺のみでも受け付けてもらえるようです。

 また利用者は、チェックアウト時に指定様式の実施報告書を提出する必要があります。仮に、期間途中で利用を中止する場合、正規料金に基づくキャンセル料が必要となります。

 誓約書や利用確認書、実施報告書などの様式は、東京都産業局の以下ウェブページからダウンロードすることができます。

https://www.sangyo-rodo.metro.tokyo.lg.jp/tourism/kakusyu/bcp-support/

 WorkOnは、ホテルなどの宿泊施設ではありませんので、テレワーク支援事業の対象となることはありませんが、繰り返される新型コロナ感染症の拡大を受けた行政組織の各種支援事業を歓迎したいと思います。東京都の事業をきっかけに、より多くの方が、自宅や勤務先とは違う第3の場所で仕事や業務をすることが一般的になればWorkOnにとっても嬉しいことと思われます。

 WorkOnは、ノートPC(ラップトップPC)、タブレット、スマホといったモバイル機器を使う人たちを大事にしたいと考えており、リモートワーカーやテレワーカーと呼ばれる人たちには、快適な環境によって、集中して効率よく仕事をしていただけることを願っています。

 ただ、たとえWi-Fi環境やテレワークに適した机、椅子が用意されているとしても、宿泊施設がテレワークに完全に適しているわけではありません。特に机と椅子は、一般の方には違いが分かりにくいかもしれませんが、宿泊施設で用意されているものとオフィス用として作られているものとでは、品質に大きな違いがあります。

 たとえば、自宅のリビングでテレワークを続けていたら、姿勢が悪くなった、目が疲れやすくなった、腰が痛くなった、という声を聴いたことがある方は少なくないでしょう。これは、自宅のリビングで使われている机(テーブル)と椅子は、あくまでリビングに向いているものであり、オフィスに向いたものではないことを示す一例です。

 快適な環境は、様々な要素で作られます。プライバシーが確保された広いスペース、疲れない椅子、たくさんの電源、高速無線Wi-Fi、飽きのこない・刺激の少ないシンプルな内装デザイン。いつでも使える、煩わしい手続きをなくす、納得感の高い料金体系なども、快適な環境を作るために必要です。

 新しいワークスペースWorkOnは、従来型のワークスペースでもなければ、レンタルオフィス、シェアオフィス、バーチャルオフィス、カプセルオフィス、サテライトオフィス、ワーキングスペースでもない働く場所として、これからも皆様に貢献できるよう努力を続ける所存です。


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