シェアオフィス リモートワーク 働き方 経済

カフェ・ド・クリエに個室型ワークスペースRemoteworkBOXが登場、WorkOnも予約ルームにコーヒーをつけるのか?

 ポッカクリエイトは12月15日、同社が展開するカフェ「カフェ・ド・クリエ」の2店舗に個室型の作業スペースを有料で提供することを開始すると発表しました。個室が設置される店舗は、渋谷桜丘スクエア店と日比谷通り内幸町店です。

 個室は、2Links株式会社が提供している完全個室型作業スペース「RemoteworkBOX」が利用されます。RemoteworkBOXは、様々なシーンでフレキシブルに使える完全個室型作業スペースで、無線Wi-Fiや電源も用意され使いたいときに、使いたい分だけ、「今すぐ」使えるプライベートな集中空間です。WorkOnの予約不要・滞在時間課金制と似たコンセプトですね。

Cafedecrie_RemoteworkBOX1
https://www.pokkacreate.co.jp/press_release/211215_crie.html
Cafedecrie_RemoteworkBOX2
https://www.pokkacreate.co.jp/press_release/211215_crie.html

 今回設置されたカフェ・ド・クリエ店舗内のRemoteworkBOXを利用するには、スマートフォンなどから予約した上で、店舗のレジにて口頭で「RemoteworkBOX」を利用する旨を伝え、ドリンクを1杯購入してからブースへ入室します。RemoteworkBOXの利用料金は15分ごとに125円で、1時間では500円となります。

 RemoteworkBOXのウェブサイトによると、RemoteworkBOXは東京23区だけでなく、東京の市町村、神奈川県、埼玉県、千葉県、栃木県、愛知県、滋賀県、大阪府、京都府、福岡県にも設置されているようです。すごいですね。

 RemoteworkBOXの利用料金は、15分 税込み110円(1時間440円)からとなっています。RemoteworkBOXの多くは、利用料金が15分税込み125円(1時間500円)のようです。WorkOnのワークスペースの利用料金(1分税込み8.8円、1時間税込み528円)より、ちょっと安いですね。これもすごいです。

 WorkOnがスタートした2020年4月当時、1個から数個規模で利用時間のみを対象とした課金制で個室型のワークスペースが設置される例は多くありませんでした。しかし、新型コロナ感染症の拡大を背景にテレワークやリモートワークは一気に普及し、テレキューブ(ブイキューブ)、STATION BOOTH (JR東日本)、CocoDesk(富士ゼロックス)、そしてRemoteworkBOXと、数多くの時間課金・個室ワークスペースが設置されるようになりました。

 WorkOnは、分単位で滞在時間に応じた課金体系を採用しており、RemoteworkBOXなどの個室ワークスペースサービスと競合しているといえます。もちろん、WorkOnは、他企業様のように大きな存在ではなく、ブランド認知度もまだまだですが、他企業様と同じようにWorkOnも利用者の皆様が快適に過ごせることを目指して努力を続けます。

 ただ、WorkOnは、カフェ・ド・クリエのようなカフェではなく、おいしいコーヒーを提供するノウハウはありません(残念ですが)。このため、WorkOnは、WorkOnが得意とする部分で他企業様と違って快適さを利用者の皆様に提供していく所存です。

 新しいワークスペースWorkOnは、従来型のワークスペースでもなければ、レンタルオフィス、シェアオフィス、バーチャルオフィス、カプセルオフィス、サテライトオフィス、ワーキングスペースでもない働く場所として、そして従来型の貸し会議室、ミーティングルーム、サロン、スタジオ、イベントスペースとは違う予約ルームという形式で、これからも皆様に貢献できるよう頑張ります!

新しいワークスペースWorkOn会員登録はコチラ【公式】

-シェアオフィス, リモートワーク, 働き方, 経済
-, , ,