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20代は「アバター出社」が大好き!? WorkOnが考える人々の働き方の広がり

 20代向け転職サイトを運営する学情は8月18日、20代の社会人(247人)を対象に「勤務スタイル」に関する調査結果を公表しました。今回の調査は、20代専門転職サイト「Re就活」のサイト来訪者を対象に、7月29日~8月6日にインターネットで実施されたものです。
https://service.gakujo.ne.jp/220818

https://ferret-one.akamaized.net/files/62fb45caf142700c49388ba4/220818-rekatsuenq.pdf?utime=1660635713

 学情の公表結果によると、転職活動において「フルリモート」や「居住地自由」の企業は、志望度が上がるか?の問いに対し、志望度が上がる、との回答が42.9%、どちらかと言えば志望度が上がる、との回答が32.0%となり、両者合計で7割(74.9%)を超える結果となりました。同問いに対する回答者からのコメントとして、「転勤がなく人生設計を立てやすい」、「居住地自由だと、ライフステージに合わせて柔軟に働けると思う」、「地方に住んでいるので、地方在住のままで首都圏の企業で働くことができたら嬉しい」などがあったことも紹介されています。


https://ferret-one.akamaized.net/files/62fb45caf142700c49388ba4/220818-rekatsuenq.pdf?utime=1660635713

 一方で、転職活動において「出社の機会がある」企業は、志望度が上がるか?の問いに対しては、志望度が上がる、との回答が16.2%、どちらかと言えば志望度が上がる、との回答が32.4%、両者合計で50%弱(48.6%)となりました。ただ、どちらとも言えない、との回答が36.0%となるなど、「フルリモート」や「居住地自由」に関する回答結果と比べると、出社機会に対する姿勢はやや弱い印象を与えていると思われます。


https://ferret-one.akamaized.net/files/62fb45caf142700c49388ba4/220818-rekatsuenq.pdf?utime=1660635713

 出社の機会がある企業に関する問いに対するコメントとしては、「リモートワークも取り入れたいものの、出社して対面で話すからこそ社内の信頼関係を築くことができると思う」、「出社して、社員同士で顔を合わせる機会があるほうが、会社の一員であると実感できると思う」、などがあった一方で、「志望している業種・職種であれば出社の有無は重視しない」、「出社の機会は必要だと思うものの、何のために出社するのかの目的が明確でないと、出社の効果を得にくいと思う」といったコメントも紹介されています。

 最後に、「バーチャルオフィス」に「アバター」が出社する働き方ができる環境があったら、利用してみたいですか?との問いに対しては、利用してみたい、の回答が36.4%、どちらかと言えば利用してみたい、の回答が23.1%と、両者合計で59.5%となりました。この結果から、アバターでの出社が肯定されたとはいいがたいものの、20代の多くは「アバター出社」に強い違和感を持っているわけではないといえそうです。


https://ferret-one.akamaized.net/files/62fb45caf142700c49388ba4/220818-rekatsuenq.pdf?utime=1660635713

 アバター出社に関する問いへのコメントとしては、「最先端の技術を体験してみたい」、「新しい働き方も取り入れてみたい」といった肯定的な内容がある一方で、「もう少し技術が進歩してからのほうがスムーズに活用できる気がする」、「アバター同士でのコミュニケーションでも、対面でのコミュニケーションの代替にはならないと思う」といった慎重な姿勢を示す内容もありました。


 新型コロナウイルス感染症の広がりをきっかけに、リモート会議やオンライン商談が普及し、フルリモートや居住地自由など、出社しない働き方を前提にする企業も出てきています。ただ一方で、オンラインでのコミュニケーションが増えたことで、直接面談する価値も見直されており、オフィス勤務に回帰する動きも散見されます。今後も、働く場所や勤務スタイルに関する人々の考えは揺れ動き、人々の働き方もこれまで以上に多様化するような気もしています。

 人々の働き方が広がりを見せる中、WorkOnは、快適に働く場所を提供するという存在意義を忘れず、今後も努力を続け、多くの方にご利用いただけるよう頑張ります。

 そしてWorkOnは、従来型のワークスペースでもなければ、レンタルオフィス、シェアオフィス、バーチャルオフィス、カプセルオフィス、サテライトオフィス、ワーキングスペースでもない働く場所として、そして従来型の貸し会議室、ミーティングルーム、サロン、スタジオ、イベントスペースとは違う予約ルームという形式で、皆様に貢献すべく、努力を続ける所存です。

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